季節に応じた豆知識や雑学

富士山が世界文化遺産に登録された理由は?何故今まで登録されなかった?

2013.07.02

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富士山

7月1日、山開きを迎えた富士山は初日から大賑わいでしたね。

世界遺産になった富士山に1番に登ったのは誰だったのでしょう?

数年前、吉野家の牛丼の最後の客があんなに騒がれたというのに。

ただ、この日に登った全ての人は

この先ずっと、『自分は、世界遺産に登録されたばかりの山開きの日に富士山に登ったんだよ。』

と自慢することでしょうね。

《富士山がこれまで世界遺産に登録されなかった理由とは?》

なぜ?

全ての日本人にとって、特別な山である、富士山。

こんなに素晴らしい山が、こんなにも長い間世界遺産にならなかったのは、何故なのかと、みんなが疑問でした。

一言で言うと、

『汚いから』

だそうです。

『え~っ!』『何で~っ』『そんな馬鹿な!』と思うのは至極当然な反応です。

昔の富士山は山小屋などのトイレがきちんと整備されておらず、

流れたトイレットペーパーが山肌に縞模様にこびりついているといった有様だったそうです。

考えただけでもゾッとしますね。

《もうひとつは、ゴミ問題です。》

ゴミ

不法投棄された粗大ゴミの山は際限なく増え続け、

年間30万人の登山者が残すゴミの量も半端ではありません。

これらの環境保全問題が世界遺産としての立候補を諦めさせていたのです。

でも、諦めきれないのが、地元の山梨、静岡両県です。

両県の自然保護グループが地道な活動で、240万人の署名を集め、

並行して、山小屋のトイレも整備、

登山者のモラルの高まりもあり、国民の関心も高まりました。

有名登山家が主催する、清掃登山なども毎年行われるなど、環境の改善も進み、

2006年、ついに、文化遺産として再立候補しました。

《文化遺産としての富士山》

富士山

紙幣の絵柄として富士五湖から臨む富士山が使われていますが、

その景観の良さは誰もが認めるところでしょう。

噴火を繰り返した事で、神が宿る山として畏れられ、

万葉集を始めとする多くの古典文学に登場し、葛飾北斎の『富嶽三十六景』を始めとする多くの美術作品に描かれ、

神聖な山、日本の象徴とされる存在です。

遺跡や建造物を対象とする文化遺産ですが、

富士山が単なる自然としてそこに存在するだけの山ではなく、

特別な文化的価値があるものとして世界中から認められたことを日本国民として大いに喜びましょう。


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